歩くときの「骨盤」と「股関節」はどうなっているの?

歩くときの「骨盤」と「股関節」はどうなっているの?
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歩くとき、脚も骨盤も常にまっすぐ前を向いているイメージを持っていませんか?

このような歩き方のイメージを持っておられる方が少なくないのですが、実際に歩いているときの骨盤を手で触れてみるとわかりますが左右に向きが変わっているはずです。

それもそのはず。この骨盤の捻れを利用して体幹部分から大きく脚を振り出しているからです。

この骨盤の捻れがなくなってしまうと、脚だけでチョコチョコと歩くような歩幅の小さい歩き方となってしまいます。

骨盤が捻れる中で脚が真っ直ぐ前に出るようになるためには、骨盤に対して逆方向の捻れが股関節に必要となります。

歩行中、脚を前後に開いている場面では、前後の脚の股関節が骨盤に対して逆方向に捻れあっており、前脚は骨盤に対して開く(外旋)ように、後ろ脚は骨盤に対して締める(内旋)ように動いているのです。

うまく歩けるようになるためにも、骨盤と股関節を自由自在に操ることのできる身体を作り上げましょう。

カラダ Design Lab.
代表 堤 和也

記事執筆者

堤 和也

堤 和也 【カラダ Design Walking創設者】【カラダ Design Lab.代表】 【理学療法士】

人が主体的に生きていく上で欠かすことのできない『運動』という共通項に対して、誰もがいくつになってもそれぞれが自分らしく生きていける身体を作り上げることのできる世の中を目指しています。

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