ウォーキングレッスンだけに関わらず何かカラダを動かすような物事を習うときに、レッスンではその『方法』ばかり伝えられて、
「よく分からない!」
「自分にはできない!」
と感じたことはありませんか?
うまくできないと「もっと練習!」「もっと意識して!」などと数をこなすことが求められることもありますね。
さらにはその指導の際に、
「足をもっと高く上げて!」
「胸を張って!」
「顎を引いて!」
「一直線に!」
など言われてしまう場合が多くありますが、これらの指導は本当に効果的なものなのでしょうか?
今回の記事では、ウォーキングレッスンにおける外見的な指導の限界と内面的な理解の必要性についてお伝えします。
外見的な指導は誰にでもできる。
冒頭でお伝えした声かけはすべて外側から見た状態を伝えているだけです。
見た目の美しさが問われるような場合には、その美しさを引き出すためにこのような指導が必要な場面がありますが、ウォーキングにあたっては誰かが点数をつけるようなものではありません。
まして歩くという日常的かつオートマティックな動作でそのようなことを意識し続けているわけにもいきません。つまり、ウォーキングを「型」すなわち「歩き方」として外見的な動きを学ぶだけでは、なかなか日常的な動きには反映されてこないのです。
もしもその「型」としての動きが、「できる能力があるのにやっていない」だけの場合は意識するだけで変えることができる場合があります。しかし、「そもそも身体の能力として持ち合わせていない」場合はどれだけ意識しても「できないものはできない」のです。
この点を抜かして、指導してしまっている場合が多々あります。
この間のギャップをしっかりと埋めつつ、「誰でも」「着実に」適切な歩き方を手に入れられるようにエクササイズが組み立てられているのが『カラダ Design Walking』です。
「できる身体」で「できる動き」を組み立てる
「身体の能力としてできない」場合には、様々なエクササイズを通してまずは「できる身体」に変えていくことから始めていきます。「できる身体」で「できる動き」を一つずつ身につけていくのです。
すると、今まで動かなかったところ、できなかった動きの感覚が生まれてきます。そのような感覚をしっかりと知覚しつつ、普段の動きの中で少しずつ意識する機会を増やしていくことで自然と身体を動かす感覚が養われていきます。すると意識して「格好良く歩こう!」としなくても自然とカラダから動きの美しさがにじみ出るようになります。
『カラダ Design Walking』ではこのような過程を非常に大切にしています。
「型」としてのウォーキングではなく、
内面から引き出される「表現」としてのウォーキングを。
ただただ「歩き型」を学ぶだけではほとんど変わることのない歩き方。是非、あなたも『カラダ Design Walking』を通して内面から引き出される「表現」としてのウォーキングを手に入れてみてくださいね。
カラダ Design Lab.®︎
代表 堤 和也
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「カラダ」を「デザイン」する「ウォーキング」
記事執筆者
堤 和也 【カラダ Design Walking創設者】【カラダ Design Lab.代表】 【理学療法士】
人が主体的に生きていく上で欠かすことのできない『運動』という共通項に対して、誰もがいくつになってもそれぞれが自分らしく生きていける身体を作り上げることのできる世の中を目指しています。